前回、前々回の投稿に引き続き
今回は3番目の
「既存飲食店の今後の経営方針」
のご相談です。
ここ最近(2020年5月末現在)での
お客様からの相談は主に
「集客」と「資金繰り」の相談を
多く受けます。
・新規開店された経営者
・WEB集客に力を入れたい経営者
・既存飲食店の今後の経営方針
・使える補助金
やはり、今回のコロナで
大打撃を受けたのは飲食店ではないでしょうか?
私のお得意様にも飲食店が多いので
心配しております。
ネットからお問い合わせを受け
「今度ラーメン屋を始めるので看板を作りたい」
「今度うどん屋を始めるのでメニュー表を作りたい」
などの問い合わせから始まり
もう十年以上の、お付き合いの長い
飲食店の方もいらっしゃいます。
大手チェーン店の飲食店は
さすが余力があるので
この状況でも
ネット販売用のレトルト商品の開発や
「ウーバーイーツはじました」
「テイクアウトはじました」
などの、看板やポスターの
広告発注がありますが
個人経営の飲食店は
大変な状況だと思います。
ここでも、やはり
まだまだ乗り越えられる経営者の方と
もう無理、廃業したと言われる経営者に
別れます。
この差は
「手数の多さ」
だと思っています。
どの事業にでもいえることです。
もちろん私のデザイン事務所でもそうです。
15年前の独立当初、
私のデザイン事務所は
チラシ・DM・パンフレット・
名刺・封筒・書類などの
紙媒体の広告や印刷物だけでした。
それから、WEB制作を学び
看板、テント、販促物、造作物、
店内デザイン改装、工事関係と、
業種を幅広く広げてきました。
この先、コロナと共に生きていく
世の中になるかもしれなません。
飲食店であれば
店内だけの回転率による
飲食売上だけでは
維持できないでしょう。
それなら、テイクアウトや
ウーバーイーツ、
ネット販売、レシピ販売
などの手数を増やしていくしか
ありません。
「手数を増やす」といっても
何をすればいいのかわからない!
と思われている方もいるでしょう。
そういう方は
「まずはお客様の声に耳を傾ける」
ことから始めましょう。
こんなのできる?
こんなのあったらいいのにな~。
など、お客様の声をかなえることを
考えましょう。
私がこの15年やってきたことは
「来た依頼は断わない」
ただこれだけです。
自分に出来ないことであれば
出来る人を代わりに探してくる
だけでもいいのです。
あの人に相談すれば何とかしてくれる。
という、信頼だけで続いてきました。
とくにデザイン力があった、
営業力があった、
と、いうわけではありません。
(いや、デザイン力で選んでほしいですが…。w)
食べ物のことなら
あの人に聞けば、
なんでも解決してくれるよ。
と、思われることが
この先の飲食店経営の
生き残る道になると思います。