ここ最近(2020年5月末現在)でのお客様からの相談は
主に「集客」と「資金繰り」の相談を多く受けます。
・新規開店された経営者
・WEB集客に力を入れたい経営者
・既存飲食店の今後の経営方針
・使える補助金
今回は、「新規開店された経営者のご相談」
について共有したいと思います。
(他は次回以降の記事にて共有します)
このコロナ渦の中
3月にお店をオープンさせた
経営者の方が2人いらっしゃいます。
こんな大変な時期に開店してしまって・・・。
と、嘆かれている経営者もいますが
なんとか、乗り越えている経営者もいらっしゃいます。
ここで、生き残っている経営者と
もう無理、閉めたいと言わる経営者の違いは
とくにコロナの影響だけだとは思えません。
「当初の予算に広告費」をきちんと入れているか?
の違いのように思います。
コロナがあろうがなかろうが
基本的な集客ができていないということです。
ケース1)カフェを3月に開店した女性オーナー
こちらのオーナーは開業前に
国が設置した無料の
経営・創業相談「よろず支援拠点」
に相談されていました。
しっかりと予算の中に、「広告宣伝費」を計上してあり
計画的に開業資金の使い道をたてていました。
このケース1の場合、開店前からポスティングなどに力をいれており
オープン時から予約が入っていました。
ケース2)マッサージ店を3月に開業した男性オーナー
こちらのオーナーは、銀行からの創業融資は受けているものの
資金の使い道の相談はとくにされていなかったようです。
こちらのケース2の場合、もう資金が底をつき、
コロナの補助金を受け取ったとしても焼け石に水だと言われています。
開業・開店当初は広告宣伝費にお金をかけましょう!
開業当初は多くのひとに「ココにこんな店がある!」
とういことを認知してもらうことが重要なので
広告宣伝費にかなりの金額と労力をかけなくてはいけません。
ここでいう広告宣伝費は職種にもよりますが、以下のような物になります。
・チラシのポスティング
・周辺施設などへのパンフレット設置
・地元のタウン情報誌などへの掲載
・情報サイトへの掲載
(食べログ、ホットペッパー、SUUMO、カーセンサーなどプラットフォームへの掲載)
・SNSでの発信
・店舗前にのぼりや看板など近隣に目立つような設置
など、お金や時間のかかることが多く
資金が底をついてからでは遅いです。
みなさん、資金が底をつくころに慌てて相談にこられます。
もっと、広告費にお金と時間をかけるように
アドバイスするのですが、
「もうお金が無い」と言われます・・・。
こうなってくると、出来ることはSNSだけです。
これなら無料で出来るのですが
まったくやり方がわからない方だと
教えるにも一苦労です。
資金計画を相談する相手を探しおく。
当初は、看板やパンフレット、チラシ、ホームページの
製作依頼でご来社されるので
今後の広告費の運用など、踏み込んだ質問はしません。
全部でいくら借りて、内装や設備にいくらかけて
なんてお金の話しを初対面で聞けないですからね・・・。
と、いうか他社の
デザイン事務所や看板、WEB制作会社でも
予算はいくらですか?
ランニングコスト予算は?
を聞いて予算内に作るぐらいで、
開店後の広告費の運用について
そこまで踏み込んだことを聞くところはないでしょう。
こういうところまで踏み込んで聞けるのは
コンサルタント業ぐらいです。
ですが、開店準備当初から
コンサルタントを入れる人はあまりいません。
とくに個人事業主にもなると皆無だと思います。
また、当事者の経営者の方も
「商品やサービスは良いものだから
店を出店すれば、おのずと人は来るもの」
と、軽く思っている節があり
集客についてこちらが話しても
流されることが多いのも事実です。(泣
そういう方のために
前述した「よろず支援拠点」や
ほかにも「ミラサポ」などがあります。
(私は上記の回し者ではないですよ。(^^;)
開業、開店前には
一度ご相談にいくことをおすすめします。
よろず支援拠点
https://yorozu.smrj.go.jp/
ミラサポ
https://mirasapo-plus.go.jp/
もちろん、こちらのコメントからでも
私でよろしければ無料相談を受け付けています。
私のたった15年ではありますが
広告デザイン屋としての経験と知識がお役に立てられれば嬉しいです。